今回は知っている方も多い「鋼の錬金術師」です!
今春5月、6月に完結編として実写版も公開され、未だに根強い人気が伺えます。
かくいう私も未だに単行本を全巻大切にしていて、何度も読み返しました。
2003年版(最初期)TV公開
⇧この作品はTVで完結せずにアニメ劇場版として原作とは違う完結?の仕方をします。
私としてはもの足りなかったのですが、ご興味のある方は是非。
この後2009年に新たにTV版が復活します。
完全原作版
鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST
こちらは2009年から新たにFULLMETAL ALCHEMISTというサブタイトルが追加された完全原作版です。
私はこれから何にすがっていていけばいいの!
立って歩け!あんたには立派な足が付いてるじゃないか。
私はこのセリフが好きです。
兄のエドワードは亡き母に再び会いたいがために、弟のアルフォンスと共に人体錬成を試みます。
しかし、そこから作られたものはとても人とは呼べない代物。
そして等価交換の代償と引き換えに己の一部を持っていかれます。
人間誰しもが大切な人を亡くしたら「もう一度会いたい」と思うのではないでしょうか。ましてやエド達は当時10歳に満たない頃・・・
そしてエドは弟アルの体を取り戻す為に軍の錬金術師として身を投じます。
そんな彼の言葉だからこそ言葉に重みがでるのでしょう。
オートメイル
劇中では戦争や事故により体が欠損した人の為にオートメイルという神経接続により元のように動かせる義手、義足が存在します。
エドの幼馴染デであるウィンリイはオートメイル技師としてエドの右手、左足を作り上げました。
ですが、エドは自由に錬成術で形状を変えられるために度々ウィンリイに殴られますww
原作者
荒川弘(あらかわひろむ)
荒川先生はかなり作り込んだのではないかと思います。特に戦争の話などは経験者の方たちに話を聴いて作品にフィードバックしたとも。
その中で印象的だったのは「もうね、戦争の話とかが出てるTVとかは見ないですよ」と聞かされたとか。本当に地獄を見た人は二度と関わりたくないのでしょうね。
象の足を切り取って食べた人の話などもありました。
素晴らしい漫画家さんは数多くいますが、荒川先生は話の作り込みと着眼点が本当にすごい。中盤になるとみていただければわかりますが、シリアスさと葛藤が入り混じった内容の中に彼ら兄弟の思い出なども交えてきて切なさと、それに浸っていられない状況に引きずり込まれます。
余談
2009年発表のアニメ作品が最終回を迎える時、まだ月刊ガンガンで連載中で最終回を迎えていないという私の中で今まで経験したことのない予想外の事態が起きました。
しかも内容は原作に準じています。
あれは衝撃だったな~
現在NETFLIX Huluの両方で視聴できます。
勿論Amazonprimeでも可能です(Amazonは現在月額以外の有料配信のみ)
今回はこの辺で!
またおススメさせてください!!