二位ガン 呟く|ω・*)

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ただ生きていればいいわけでは無い

 

ビジネスマンのイメージに立ち向かう、1対多 - 内部告発者のロイヤリティフリーストックフォト

 

昨日記事にした仲間のNですが、今日から1ヶ月の療養と診断され、朝会社に来て話をし帰って行きました。

 

彼は今朝駐車場に着くと隣に停まってました。

 

「昨日はありがとうございました、、診断書出せばいいのか分からないけど、一応異動の話を出してくれるってJさんが言ってくれて。どうなるか分からないけどね」

「頑張ろうとしなくていい、でも『気持ちだけは変わりません』と意志の硬さは伝えないと行けないからな」

 

「うん、ありがとう」

 

そう言って彼は職場へ向かって行きました。

相当な勇気が必要だったでしょう。

 

  私が昨夜相談した方(Jさん)は、Nの直属では無いのですが、以前私がやっていた従業員代表の前任者であり、昇格した後に余りにも杜撰な部署へテコ入れの為に投入されました。

 

 他にも 捨てる神あれば拾う神あり、私の後任者のUさんも「黙ってられませんね、俺も動きます」と言い、関係者で他に被害を受け、危ない人を聞き取りしようとしてくれています。

 

嬉しかったです。

 

しかし、本当の所はUさんからJさんに話に行ってから「俺には無理だ、Nにも悪い所があるんだって、二位さんが言ってた事言ってきましたね」

 

Jさんは以前私に言いました。

「他部署とは言え自分は全権を任せられてるんです」

 

ここまで言った彼が、結局これか。

 

私は「大口を叩いて、出来なくなれば逃げるのであれば、もう頼む気は無い。だから足を引っ張らないでくれ」と伝える気でした。

 

でもNが昨日の朝LINEを寄越した内容が、危険を察知させました。


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数年前自殺した仲間を思い出したのです。

海辺の近くの山で首を吊っていたと。恐らく衝動的だったのだろうと仲間内でも話していました。

 

夕方になるにつれ胸騒ぎが止まりませんでした。

Uさんにお願いしてる手前、顔を潰す訳にも・・・

 

「顔より命だろう」

ふとそんな事がよぎり、、、

 

元々黙って居られない性分なので結局Jさんへ連絡を取りました。

 

案の定答えは同じ、

「Nは仕事が覚えられないんですよ、昨日も同じ事言ったのに覚えてないと部下から聞かされてますし、あいつにも悪い所有るんですよね」

 

(この人は管理職なんだよな)

 

 


 

 

 

 

「Nは現場で分からない事があればトコトン調べ、指示も的確でした。他の係長からも同じ事を聞いてます、そんな彼が何故そちらへ行くと出来ないんですか?」

 

つい畳み掛けてしまいました。

 

「そちらでは若者も心を病んで何人も辞めるか、来なくなってますよね。単に指導育成を出来ない人しかいないんでしょ?」

 

Jさんは黙ってしまいます。

 

「わたし、Nがトドメを刺されたメールを入手してます。これを公表すればあなた方の管理責任も問われますよ」

 

『納期回答が出るまで本日は帰宅しないでください』

 

「ここに貴方ともう1人CCに入ってますね、こんな事をした本人より、させている貴方達の責任が重いと言っているんです」

 

ようやく口を開くと

 

「あいつ(責めた相手)薬を飲んでるんですよ、周りから責められるから」

「薬を飲んでるような人になんで措置も取らずにそんな事をさせ続けているんですか!?万が一があったらとは思いませんか?」

 

また黙らせてしまい、話の下手さに我ながら情けなくなります。

 

「これを言わないと分からないみたいですね、今朝LINEが来たんですよ、『山の中でぼーっとしてます』と、俺は怖くなりましたよ」

 

「仕事にしてもそう、覚えられないことが記憶障害の初歩になってきている事に気が付かないのなら管理職はすべきではない」

 

かなりキツい事を言ってしまったと思います。

 

しかしこれでダメならマスコミか、とまで考えました。

 

「分かりました、二位さん。オレが必ず異動させます、任せてください。彼に何かあってからじゃ遅い、申し訳ありませんでした、ありがとうございます」

 

「こちらこそ宜しくお願いします」

お互い深々と頭を下げその場は終わりました。

 

鬱病、以前家族がかかり振り回されました。

自殺するといい、会社に電話が来たり、突然家を飛び出したきり連絡が取れなくなったり。

こっちのアタマがおかしくなりそうでした。

 

おかしくなっていたのかも知れません。

周りからは「いつもの二位さんじゃないよ!」と言われた事も有りましたし。

 

Nは友人の1人に悩みを話したところ「家族から反対されるなら辞めるべきじゃないよ」と言われ思いとどまってます。そして病んでいるのです。

 

「その友人はNに何かあったら助けてくれるの?俺がその友人の立場だったら、苦しんでいる所も見てないのに軽々しく言えない。少なくとも俺は見ているし、理解している」

そう言って背中を押しつつ、見放さず寄り添うことにしました。

 

復帰しても波があるかもしれません、たまに様子を伺わないといけないでしょうね。

 

今回の事でよく分かったのは、安全配慮義務労働基準法違反も理解していない猿以下の脳には言うだけ無駄という事です。

結局罰せられたり、捕まらないと押されられない。

犯罪者と同じです。

 

彼らは自分達が生き残った選ばれし者の様に思っています。毎回聞くのが「アイツじゃ無理だった」「向いていない」

今年に入りすでに2人休職となりました。

 

もはや辞めさせようとしているとしか思えません。

自分の今後を重視しなきゃいけませんけどね。

 

いやぁ、久々に真面目な事書きました。

また書くかもしれませんが、暫くは楽しい記事書きたいですね✨

 

ここまでお読みいただきありがとうございました🙇‍♂️

 

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