暗数殺人
この映画、実話を元にしたと言うことです。
2010年に韓国の釜山で起きた実際に起きた事件が元になっているそうで、「7人殺した」という犯人とその証言に翻弄される刑事を描いた韓国のサイコ・サスペンス映画です。
あらすじ
麻薬捜査官のキム・ヒョンミン(キム・ユンソク)はある日、「人を埋めたと証言する男が話したいと言っている」と情報屋から呼び出される。
待ち合わせた食堂で来た男はカン・テオ(チュ・ジフン)と言い、「ギャンブルの借金を返す為に頼まれた荷物を運んだ」と話し始めた。
何か直感で感じ取るキム、しかしその直後テオは「金を下さい、出なきゃこれ以上は話せない」と言葉巧みに金をせびり始める。
その時、突如現れた捜査官たちに捕まるテオ。
収監された後「7人やった、俺は7人殺した」テオはキムにそう言い、自分への興味を引くよう誘導する。
しかし、いざ公の場で証言をはじめると、「やっていない」と否定する。
周りの刑事たちは付き合っていられないとキムから離れていく。
そんな中でもキムは「あいつをこのまま放っといたらまた何人もの犠牲者が出る」と信念を曲げずに捜査を続ける。
暗数とは?
暗数とは日本の法務省HPによると
・一般国民を対象としたアンケート調査等により、警察等に認知されていない犯罪の件数(暗数)を含め、どのような犯罪が、実際どのくらい発生しているかという実態を調べる方法(暗数調査)があります。と記述されています。
法務省犯罪被害実態(暗数)調査より抜粋
実際の犯人は「自分と関連の殺人事件が、11件あるから会いに来て欲しい」と手紙を警察に送っているそうです。
そこまで自分に対し、関心を示して欲しい理由とは何なのでしょうか。
感想呟く
「冤罪の可能性もありますよ」検事がそういうとキムは一言「私がピエロになるだけですから」と答えます。私はこのセリフにしびれました。
あくまで出世や欲ではなく「これ以上犠牲者を出してはダメだ」というおのが信念を貫き通す所は尊敬に値します。
韓国映画を見るようになって思うところが、ご飯を食べる所がいかにも美味しそうなんです。暗数殺人ではうどん(かな?)豪快に啜るところがとても美味そうです。
映画弁護人でも家族や、同窓会での食事シーンは日本とは違い魅力のあるものだなと思いました。お酒を飲む際にも礼儀を重んじる半面、食べる時は和気あいあいと美味しそうに食べる所なんて。。。お腹が空いてきました。
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主演のキムさんは渋さが光るいい男、犯人役のチュ・ジフンさんは背が高く、今時のいい男って感じです。
グロいシーンは一切出てきませんので、苦手な人でも見てもらえると思います。
ただ、見ているものに強くイメージさせるとてもよく出来た映画ですね。
今回はここまで。
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